ミズガミの並盛り

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米イラン衝突の衝撃!株価に影響はあるのか?

 

まずは今回の軍事行動により亡くなられた方にご冥福をお祈りします。

 

○軍事衝突はどう経済に影響するのか

 

衝撃的なニュースが年始から続いています。

 

戦争状態にはなっていないものの、緊張状態が続いています。

 

2020年1月6日に米国によるイラン司令官爆撃により先読みの不安から投げ売りされ、米国と日本の株価は急落しました。

米国と日本の株価は連動する事が多く、米国株が値下がりすると多くの日本株も釣られて下がる傾向にあります。

 

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今日も大きく下がりましたね…

 

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見事に私が保有している株も大きく下落しました。

 

簡単に言うと、誰もが不安に思う出来事が起こり、またそこに米国が大きく関わっていると日本株はほぼ間違いなく大きく下落しているようです。

これまでの歴史からそうである事かわかります。

 

○影響した経済はどうなっていくのか

 

軍事行動により下がった株価はどうなるのか。

 

結果から言うと、元に戻ります。

 

今後の展開が読めないために、機関投資家(お仕事でお金を預かって取引する人達)がリスクを嫌い投げ売りします。またそれに便乗する形で一般の投資家も売却してしまいます。

 

今回のケースでは6日に大きく下落、7日にほぼ値を元に戻す株が多く見られました。

 

不安からの売りが殺到するものの、値は元に戻ると投資家達が判断したためと思われます。

結果的にはイランの米国駐留基地爆撃によりまた大きく値を下げるわけなのですが……

 

基本的には米イラン衝突による原油価格急騰を懸念して不安を煽られたカタチですが、それぞれの企業に問題があるわけではないため(運送関係で影響は出る)中長期で見るとほぼ影響は出ず株式市場は通常の動きに戻ります。

 

○株の取引はどうすればいいのか

また結果から言います。

 

取引は行わない事

 

これに尽きると思います。

 

もちろん軍事衝突による下落を利用し、利益を狙う投資家もたくさんいるとは思いますが、それは株式投資ではなく、一種のギャンブルに思えます。

 

一時的では有りますが値動きが不安定になるものに手を出すのはリスクが大きいと思われます。

 

株式投資と言っても常に取引し続ける必要はなく、今後の動向を見るのが得策に思えますね。

 

少なくとも私はリスクは取りません。

 

既に保有していた株が暴落してしまっている場合は、辛抱強く持ち続け様子を見ましょう。

株式投資に絶対はありませんが、まず株価は戻るはずです。

また損益が軽微なら全て売却して取引からはしばらく距離を取るのもいいかも。

1番は普段からいろんなテーマ(多業種、輸出、輸入)で株を保有する事(ポートフォリオを組む)

こうする事でリスク回避しやすくなります。

今回のケースでは、半分だけ売って、あとは持っておく(ホールド)という判断が取れる様になります。

 

 

○特別なアクションは必要ない

 

これまでの事から、軍事的行動からくる株価の値動きは、一時的には影響は出ますが、今後の株価の影響を与える事はない事が分かります。

冷静にホールド、リリースしましょう。

後は値動きが元に戻るまでは離れて見守りましょう。

 

○投資初心者でも乗り越えれる

 

私もまだまだ初心者です。同じ境遇の方は一緒に乗り越え、またこれから株の世界に入って来られる方は、有事の際に冷静に判断出来るようになりましょうね。